当院の施術について
痛みを取るには深い鍼が必要
Bon鍼灸院は痛みを取る鍼灸治療をしています。
骨折や感染症、明らかな神経所見などがない限り、筋肉が硬く凝り固まったことが痛みの原因です。
固くなった筋肉が、神経や血管を圧迫して痛みを発生させています。
この圧迫を取り去るには、凝り固まった筋肉をゆるめてあげる必要があります。
深層にある筋肉は凝り固まりやすく、痛みの原因となっていることがほとんどです。
また、凝り固まった部分のみへ鍼を入れるだけではなく、その筋肉全体に鍼を入れていく治療になりますので、鍼の本数は多くなります。
だいたい30本〜100本ほどになります。
凝り固まった筋肉に鍼が入ると、身体は「異物が入ってきた!」と反応し、そこへ血液を送ろうとします。
血管が太くなったり、新しい血管が出来たりします。
そうして、血流が良くなると老廃物が流れ、萎縮した筋肉も酸素や栄養を得て緩みだします。
対象の筋肉のみに刺鍼させるため解剖学を徹底的に学び、臓器や重要血管へ刺してしまわないようにしています。
「どれくらい痛いの?」と、聞かれることがあります。
痛さの感じ方は人それぞれかと思いますが場所によっては、強もみマッサージの指圧の感覚程度、重症の箇所は、それ以上になることもあります。
症状が軽くなるにつれ、刺激が減っていきます。
施術にあたり
下記の内容をご確認ください
初診時に、下記内容の同意書にサインをいただいています。
-
満腹、空腹、睡眠不足、体調不良時は避けてください。抹消の血行が回復すると低血圧となり、一時的な脳貧血・吐き気などが起こる場合があります。
-
妊娠されている方、出血傾向にある方、発熱のある方、飲酒されてきた方は鍼治療をお断りしています。
-
金属アレルギーの方で、発赤・かゆみがひどい場合は、治療を中止する場合があります。
-
凝り固まった筋肉へ鍼が入ると得気〈とっき〉という痛みに似た感覚が起こります。
-
鍼が毛細血管に当たると、内出血(青あざ)が起こります。1〜2週間ほどで消えていきます。
-
鍼を刺した部位が膨れることがあります。これも毛細血管に鍼が当たった内出血ですので心配ありません。
-
治療後、倦怠感・眠気・めまい・ふらつきなどの副反応が起こる場合がありますが、鍼の効果が現れていることを示しています。
-
治療後、患部に筋肉痛のような感覚が起こり、「鍼ごわり」という状態になります。「鍼ごわり」は3〜5日で消えていき、その後は治療効果を実感できます。
-
まれですが患部が重傷の場合、治療を受けた後に痛みが増すことがあります。これは凝り固まった筋肉が鍼治療によりほぐれると、圧迫されていた神経が回復し本来ある痛み感覚を感知するようになるからです。再度治療することで治まります。
-
治療当日は、飲酒・激しい運動・ストレッチなどはお避けください。また、筋肉へ負荷がかからないよう安静にしてお過ごしください。
